ジャンプ部屋ブログ

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大津市いじめ暴行事件から思う毎日中学生に接する先生と、接しない人(私など)ではとらえ方が違うと思った。


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自殺した大津市の中2男子生徒が通っていた中学校。家宅捜索を受ける異例の事態になって以降、校長が14日夕、初めて記者会見した。身ぶり手ぶりを交えながら、淡々とした表情で「まずかった」と釈明した。

 会見には約50人の報道陣が詰め掛けた。質問は、生徒が自殺した6日前、いじめの報告が別の生徒からあり、教員5、6人で話し合ったことに集中。校長は、この場で教員らはいじめの疑いに気付かなかったと述べ、「子供を見る目がまずかったことは否めない」と説明した。

 報道陣は「(教員の)一人もいじめを疑わなかったのか、確認してください」とあらためて追及。校長からの明確な回答はないまま、会見は約2時間でいったん打ち切られ、午後7時から再開した。
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120714/waf12071421070025-n1.htm

 毎日、中学生に接している中学校の先生達と、年に数回も中学生に接しない私とは、とらえ方が違うのじゃないかと思う。

 例えば、私は、食品関係で働いていた(もう辞めた)から、食品の廃棄に関しては、そうじゃない人とは違うと思う。サンプル品とか、食べないことを前提としたモノとか、食べられようが、いらないサンプルはガンガン捨てるし、場所を占めている方が不利益とか感じる。

 例えば、私の兄は、福祉関係の仕事をしているけど、「ダウン症患者」というのを「ダウンの人」とか言って、略称全般が嫌いな私は、傷付いたのだけど、私は、福祉の現場は知らない。

 例えば、私の父は電気の仕事をしているから、感電とかに関する考え方は違うだろう。職業訓練校時代に知り合った感じだと、100Vと200Vの違いを手で触れて確認する世界もあるそうな。汗かいてた死ぬ可能性あるけど。

 例えば、年間3万人の自殺者も、私と、マクロ視点の政治家の人では、きっと、違うと思う。シムシティーのように人口の増減をみているかも…。想像だけど。


 このようなことを考えてみると、私と、中学校の先生じゃあ、当然、中学生に対する考え方が違うと思った。引用した記事で焦点となっているのは、「いじめの報告があったけど対処できなかった」ということだと思う。

 事実は分からないから、想像するしかないけど…。殺人などに至らない、本当にじゃれあいと呼べる生徒間の関係や、もしくは、他にも「いじめ」という報告、もっと目に見える形での暴力、などなど、事件にはならない案件は、毎日のようにあるのかも知れない。

 それらの中で自殺、殺人に到った、いじめを発見できなかったのは、その原因はあるとは思う。多分、私が、起こり得ないことだけど、「いじめの報告」を受けた場合と、毎日、中学生と接している先生とでは、きっと印象が違うだろう。冗談を含めて虚偽の報告もあるかも知れない。

 それらを考慮して、「仕方がない」とは思わないけど、限界があるように思えた。1クラス何人くらいまでが、余裕をもって、指導できるのだろうか?

 隠蔽などの体質の前に、そもそも、仕組みに限界があるように思えた。後、いじめ殺人が、世の中で「当たり前のことになって」、ある意味、慣れてしまっているのも、鈍感になっているかも知れない。そんなことを考えた。