ジャンプ部屋ブログ

1994年頃から捨ててないジャンプで何かをしたいです。

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いじめられる方に原因があるのか?という問題を自分の経験から。


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いじめ ―静かな監獄― (フラワーコミックス)
最近、気になってきた一冊。

いじめられる方に原因がある…というのは、私が中学校くらいの時に、よく聞いた言葉だけど、こんなks(かなりシビア)みたいな言葉は、まだ、使われているのだろうか。

小学校4年くらいのことを思い出した。当時私は、靴下を履くのが嫌で、臭気を発して、クラスで問題になった。臭い!臭い!と言われて、周囲を囲まれて、蹴りとかを喰らった。私も反撃したりした。最終的に、学級会とかになり、先生と親が話し合い、私は、靴下を履くようになった。この一連に「いじめ」はあるだろうか。

最近、いじめ問題を語る時の「自分語り」定型文を作った。



【定型文】

私は、小学校、中学校の時に、いじめの加害者にもなり、被害者にもなりました。加害の部分は、女子への容姿などを理由にした悪口や陰口などです。被害の部分は、小学校の時は暴力などです。1対多数になったことはないです。中学の時は、サブカル嗜好や運動面が劣っていることでバカにされたり暴力を受けたりしました。仲間はいました。

大学院の時は、修了に絶望して、自殺しそうになったことがあります。結果、留年を交えて、修了はしました。社会人の時にも、色々ありました。

この文章は、「いじめ」問題を語る時に、定型文として使っております。記事にしている問題に関する、私の背景を知ってもらうためです。理由のない興味本位じゃあないことを知ってもらうためです。


この中に、靴下事件は、私の思い出的には含めてない。もしも、私が、足の臭いで囃し立てられ、蹴られたことを「いじめ」と考えて、それが、「いじめ」となった時に、「いじめられる方にも原因がある」というksみたいな発想に繋がるのだろうか。

私は、この一件を「いじめられた」体験にはカウントしていない。人から言われたことはやりたくない、という感情の先で、合理的な手段を用いなかった私に責任があると思うからだ。しかし、そもそも、解決手段があるのに、それを行わないことを理由に、悪口を言ったり、囲んで蹴ったりとかは、また別問題だと思う。

「いじめられる方にも原因がある」という言葉が、ksでksたる所以は、原因という言葉で、ごちゃ混ぜで語り、暴力等々も半分肯定しているようなニュアンスがある部分じゃないか、と思った。

ちなみに、中学時代に、サブカル嗜好の私や他数人に焼けた真鍮を襟裳に落としたイケメンの母親が、このks発言を発信していたのは、お笑い種だ。きっと、彼も、彼の母親も、ビョーキだったんだと思う。