実は私はダイアリ移転前に、友人を訪ねて、福島県に一ヶ月滞在していて、その時感じたことを書いてローカルに保存していたのだが、結局、インターネットに後悔してないことを、「ほぼ日刊イトイ新聞」の記事を読んで思い出した。
結局のところ、なぜ、福島に行ったか?と言えば、テレビの前で見るだけじゃあなくて、一度現地に行きたかったのと、友人がいたから…だと思う。
当時と今は、雇用されてないという意味では同じだけど、当時は、もっと行き詰っていた。だから、自己啓発的な意味もあった。それも、どうかと思うけど。今は。
私も、友人で車で、沿岸部とかをめぐり、寂れてしまった漁港や、道の駅、基礎だけになってしまった風景、瓦礫が山盛りになっている学校のプールなんかを見た。震災の後に、立ち入り禁止になった灯台とか。
ただ、「ほぼ日刊イトイ新聞」を読んで思ったのは、私は、このような記事はかけないし、感じたことは、そういうことだった。
でも、もしかしたら、今、もう一度行ったら、意識が変わるかも知れない。違う意識があるかも知れない。そう思ったけど、行く機会は、きっとないのだと思う。