ジャンプ部屋ブログ

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大津市いじめ暴行事件・養護教諭が自殺の一週間前に暴行を担任に報告されていた…。


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以下のニュースを読みました。

大津市で昨年10月、いじめを受けていた市立中学2年の男子生徒(当時13歳)が自殺した問題で、この学校の養護教諭が、自殺1週間前に男子生徒がいじめの加害者とされる同級生に殴られたことを知り、担任教諭に伝えていたことがわかった。生徒の自殺後、学校側が養護教諭から聞き取った内容を記したメモにその経緯が書かれていた。
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20120921-OYO1T00290.htm?from=main2

メモだけじゃあなくて、口頭でも担任に報告されていたそうです。こういうのを読むと…本当に、救えなかった命だったのだな、と思ってしまいました。

多分、今後、こういうことは、もっと多く出てくるのだと思います。黙殺というモノですね。熊本県の事例を最近、よく思い出すのですが、「いじめは起こるもの」、「いじめの認知件数を増やす」「そして解消する」という県教委の方針の違いだけで、滋賀と熊本で、随分と、違う印象があります。

おそらく「いじめが起こるもの」と考えれば、「自殺も起こるもの」と考えることが出来ると思います。防げなかった咎は、今後も、出続けるでしょうし、1億人以上が暮らす日本ですから、多分、中学生に限らず、自殺は、常に起きるのだと思います。

そこまで考えると、やはり、滋賀県の事例で問題なのは、黙殺しようとした、事件後も、いじめの存在を隠蔽しようとした、認めようとしなかった、その部分に尽きるのだと思います。

そして、何より、「救うことができたかも知れない」という部分が、心にクる部分です。多分、教育関係者に限らず、人間全員に必要な意識は、「人は自殺する社会的な生き物」というのを前提にすることじゃあないかな、と思いました。