」で便利でお安く。寄稿を頂きました。
封神演義 藤崎 竜
この漫画は、中学生のときに友人宅で１、２巻を読ませてもらい、それだけではまってしまって全巻揃えてしまった思い出があります。
中国の四大奇書のうちの「封神演義」をもとに、藤崎竜さんが漫画を書いておられます。
漫画「封神演義」はどのキャラクターも個性的で、さらに仙道という位置づけにより、多くのキャラクターが見た目よりおじいちゃんだったりするところも魅力的です。
読んでいた当時は、哪吒(なたく)や天化(てんか)といった、強くてアグレッシブなキャラが好きだったのですが、大人になり読み返すと、やはり主人公の太公望(たいこうぼう)かな、と思います。太公望の、普段はおちゃらけた感じだけど、やることはしっかりやるところや、人一倍みんなのことを見ており、周りの状況把握をちゃんとしているところにグッと惹かれます。
漫画を読んだ後に、原作の方も気になって、ここから中国の四大奇書を制覇してしまいました。
またこの漫画では、時代がどんどん動いていく感じがうまく表現されており、それとともにキャラクターたちが成長していく姿を見られることが楽しみでした。
この漫画は、何度でも読める、飽きのこない作品です！
