ジャンプ部屋ブログ

1994年頃から捨ててないジャンプで何かをしたいです。

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打ち切り!?アスクレピオス(内水融)漫画感想・最終話でいかにも続きがありそうな期待感たっぷりの…ネタバレ注意。


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寄稿頂きました。

アスクレピオス 内水融

ヨーロッパ中世の時代 教会が絶対的権威を持ち医学はまだまだ発展していない世の中に、麻酔やメスを使い 現代医学と同じ理論や技術を駆使し人々を救う一族がいた、という一見ファンタジー?な世界観。そして、ブラックジャックか西条くんか?というくらいの天才的な外科医としての腕前と知識と「神の眼」(この一族が受け継ぐ特殊な能力)を持つが、その時代ゆえに理解されず”切り裂き魔”として追われ続ける父を見て育ったために 性格がおどおどキョドキョドで医者であることに後ろ向きな主人公。そして、その主人公の一族をある時は手術の助手、ある時は用心棒、たまにはつっこみ役として支える一族の末裔であるヒロイン。

医学ネタのマンガで久しぶりに面白い!と思いました。最近の医学ネタは どうしても病院の裏事情暴露などが絡んできて読んでいて面白いけど疲れるなあ、と感じていたところでした。
手術で多くの人を救い 救った患者の血の署名で”血命録(ビブロス)”を埋めていく、という目的を持つ、という設定だったので それがなぜできたのか 埋まったらどうなるのか。そして窮地に追い込まれつつも何度か自らの手で人の命を救うことでだんだんと前向きになってきた主人公の今後の成長は?と いろいろてんこ盛りな期待感はたった3巻(正確には2巻と半分程度)というあまりにも短いお話で終わってしまいました。これで終わり、と言われても謎が謎のままだし あまりにも急展開で中途半端感たっぷりで不完全燃焼いっぱいです。
最終話でいかにも続きがありそうな期待感たっぷりの(と、私は感じますが)カットもあり 是非続きというかじっくりと描いて欲しいと思いました。