」で便利でお安く。るろうに剣心の最終回。剣心、お疲れ様でした。
るろうに剣心の最終回は非常にホッとする内容でした。
それまでの物語の内容が濃いので、最後はどのように終わるのか？と読みながら気になっていましたが、「あー。これで良かったな～」と素直に思えました。
主人公の緋村剣心（ひむらけんしん）は、幕末の人切りという重い過去を背負っています。
「皆が安心して暮らせる世の中を作るため」に戦ってきた訳ですが、「人々を守るために人を切る」という行為が本当に正しかったのか？という答えを探すため、幕末の動乱後に姿を消し流浪人として旅をします。旅の途中でヒロインの神谷薫（かみやかおる）等と出会い、様々な敵と戦うのですが、「もう人を切らない（殺さない）」という誓いの元で戦っているため、戦いのシーンを見るのが非常に辛いです。
「殺しに来る相手を殺さずに倒す」そのために自分の命を懸けて戦う。仲間を守りながらの戦いが不利なら、自分一人が犠牲になる…という剣心の優しさや信念が剣心ファンにとってはとても辛かったです。
最終的には剣心がどん底まで追い込まれ、もうどうなることやら…と思いましたが、仲間のおかげで立ち直る事が出来てホッとしました。
最終回では、全ての問題が解決し絵に描いたようなハッピーエンド！
今までの苦しみからやっと解放され、本当にお疲れ様でしたという感じです。
望んでいた展開だけに、心もホッコリ。納得のいく最終回です。
