ジャンプ部屋ブログ

1994年頃から捨ててないジャンプで何かをしたいです。

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一巻を読んでみて、その場で全巻買ってしまった「NANA」感想・バンドものの少女漫画としての金字塔…(ネタバレ注意)。


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バンドものの少女漫画としての金字塔「NANA」

映画として実写化されたのは知っていたし、作品としての評判も上々なのは知っていたが全くのノーマークだったこの「NANA」。しかし、先日待ち合わせのために古本屋に立ち寄った際に手に取り読んでしまった。一巻を読んでみて、これは面白いと思い待ち合わせのために立ち寄ったにも関わらずその場で全巻買ってしまった。

この作品は主人公である二人のナナである大崎ナナ(おおさきなな)と小松奈々(こまつなな)の二人を中心とした、恋愛模様やバンド模様を描いた作品である。
細かい心理描写や入れ込んでしまうような表現の仕方はさすが評判になるだけあるなと思った。面白く評判になる理由のもう一つとしては、起承転結のそれぞれを挟むタイミングの良さだ。大きなお話としてまとめてしまうと五つくらいのセクションに分けられ、その分け方が絶妙なのだ。
正直な所、なかなか超展開だなと思う節もあるのだが、その少し非現実めいた感じがより面白さを加速させ、世界観に入れこませてくれた。
実のところ、作者の都合でまだ作品は完結しておらず、一番盛り上がっているとてもいいところで止まっている。なので、よみおわったときには不完全燃焼となってしまうかもしれないが、一度読んで見てもいいかもしれない。