ジャンプ部屋ブログ

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鋼の錬金術師/アニメ感想&あらすじ・2003年放送の第一期作品は世界的にも大きく評価され…ネタバレ注意。


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鋼の錬金術師(著者:荒川 弘)漫画、二度制作されたアニメそして映画...【ネタバレ注意】

現在一部地域にて深夜に再放送されている「鋼の錬金術師(放送期間2003年10月4日 - 2004年10月2日)」。
再放送を見ていたら無性に漫画を読みたくなり改めて一気読みしました。
さらに現在再放送中のアニメとは別に制作され2009年4月5日から2010年7月4日まで放送された「鋼の錬金術師 fullmetal alchemist」も見返したくなり某アニメ見放題サイトに登録・・・。

この作品の珍しいところは2度に渡ってアニメが制作されているというところ。

漫画の連載がまだまだ序盤だった頃に制作されたため、原作のストーリーを織り交ぜつつオリジナル要素を多様に取りいれ、結果的に原作とは全く異なる終わりを迎えた2003年放送の第一期作品は世界的にも大きく評価され国内でも多くの人を魅了した。
アニメ放送終了後には完結編となる映画も公開され社会現象にもなった。
しかしそれと同時に原作ファンからは「全く別物の作品になってしまった」など賛否両論の声もありました。

そんなファンの気持ちに応えたのが2009年に制作された第二期作品。
こちらは原作を忠実にアニメ化し
アニメの放送終了とほぼ同時に原作の漫画も最終回を迎えるというなんとも胸が熱くなる演出。
当時連載されていた月刊誌は発売と同時に売り切れ続出し入手困難になるほどみんなが注目していました。
こちらもアニメの放送終了後に映画が公開されましたが、こちらは作中に起こった出来事という設定のオリジナルストーリーでした。

この作品がここまで人気を博したのは主人公エドワード・エルリックとその弟アルフォンス・エルリックの兄弟愛や周りの人間との友情、実の父親との確執も乗り越えた家族愛、そしてちょっぴり恋愛、人との繋がりに対する全ての感情を読みながら感じ取ることができるところ。
そして作者の非常に精巧で繊細で緻密な付箋の入れ方。チョイ役かと思われたキャラクターが終盤でとんでもない活躍をするなど、キャラクター一人一人が全員輝いてる点。
敵キャラクターなのに嫌いにならないほどの魅力まで与えてしまう本当に素晴らしい作品です。
何度も何度も見返したくなる作品です。