巨匠クラス吉本軍団が声優してます!
小学生の頃にテレビでみた「じゃりんこチエの劇場版」
何となく面白くて、ビデオテープにダビングした物を何度も巻き戻して観ていた。
今から思えば、こんな汚い言葉をよく映画に出来たもんだと、親もよく小さい子どもと観て笑っていたもんだんだ、あぁこの時の時代だったんだな~とつくづく思う。
この映画はほとんどお笑いの吉本ファミリーが声優を占めていて、特にテツという主役の女の子の父親の声が「西川のりお」なのだが、どんぴしゃすぎて、知らない人は一回観てみてほしい。
他の声優も豪華な顔ぶれで、今は吉本のピラミッドでいう頂点クラスのメンバーが、子どもの声や猫の声や先生の声やチンピラに命を吹き込んでいるので、観ながらこの声って!と楽しめるのだ。
映画が始まって数分後に声優の名前が出てくるので、知っている人はそれはそれはびっくりすると思う。
この映画は配役がこの方々じゃなかったらこんなに面白くなってないと思うし、笑ってはいけないような悲惨な内容なんだけれど、ついつい笑ってしまう、いや爆笑してしまう映画だった。
色んな人の中から声優に選んだ高畑勲監督は本当にすごいと思った。