ジャンプ部屋ブログ

1994年頃から捨ててないジャンプで何かをしたいです。

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惑星のさみだれ(水上悟志)感想&あらすじ・仲間の騎士も揃い、ラスボスも登場する物語が大きく動き始める…ネタバレ注意。 #マンガ


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一言感想

仲間の騎士も揃い、ラスボスも登場する物語が大きく動き始める巻

面白いところ。

仲間の獣の騎士団が揃う訳ですが、従者がシュールすぎます。馬の騎士や猫の騎士、カラスの騎士などは分かりますが、ヘビもともかく、カメやカマキリ果てはカジキマグロの騎士までいます。出会い方も道でばったり会ったりとか、普通の漫画ではないような描き方をしていて面白いです。

好きなところ。

友人の死を経験し臆病になってしまっていた夕日がそれを乗り越え強くなろうとする巻でもあります。特にヘビの騎士を助けるため自らを縛りつける鎖を断ち切るシーンは熱くなります。

好きなキャラ。

夕日の事を意識し出したさみだれが可愛いです。2巻の最後で三日月に告白されたのですが、それに嫉妬する夕日を見て無自覚に嬉しそうな顔をしたり、決意に満ちた夕日を見て照れたり、これは本気で好きになったなと感じさせるシーンがちょこちょこありました。夕日に手料理を作る白道さんを真似して手料理を作るもまずかったからといって自分の分も夕日に食べさせる暴君っぷりも発揮しますが。

好きなエピソード。

泥人形との戦闘時、一人で戦いに行ってしまった白道さんを助けに行くシーンが好きです。半月の死を目にし臆病になってしまった夕日は恐怖で足がすくんでしまいますが、祖父を助けてくれたノイの願いを聞くためヘビの騎士・シアと白道さんを助けに行きます。恐怖と言う鎖を断ち切って。世界を恨んでいる夕日がノイを友と呼んだ事も胸が熱くなりました。

おすすめ。

まだ明確には描かれていませんが、この巻の頃にはもう夕日は地球を壊すという選択肢を取れないんじゃないかと思わせるシーンがぽろぽろ出てきます。ではさみだれの事はどうするのか、夕日はどう成長していくのかが楽しみになる巻です。