ジャンプ部屋ブログ

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銀の匙3巻(荒川弘)感想&あらすじ・八軒が豚丼との事に向き合おうとする巻…ネタバレ注意。 #マンガ


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一言感想

夏休みが終わり色んな経験をした八軒が豚丼との事に向き合おうとする巻。

面白いところ。

八軒のお兄さんが出てきて家族との関係が少しずつ分かってきます。御影との関係も進んだり進まなかったり、タマコの変身とも呼べる激やせバージョンが出てきたり、今後の展開にも関わる様な要素がたくさん出てきて期待が膨らみます。

好きなところ。

愛情を注いで育てた家畜を殺して食べるという事に真剣に悩む八軒に色々と考えさせられる巻でした。普通なら「そういうモノ」と割り切ってしまう所を八軒はずっと考えていて、それを通して命の繋がりや農家の大変さが学べてとてもためになります。

好きなキャラ。

だんだん八軒が気になり始めた御影アキ。悩みを八軒に吐き出して少し心が近づいたのか、豚丼の事で悩んでいる八件をお祭りに誘って励ましたり、他の女子との根も葉もない噂を聞いて動揺したり、八件を気にするシーンが増えてきて良い感じになってきました。間のあまりページでのキャラ紹介でにんじん嫌いだけどばあちゃんが一生懸命作ってるから頑張って食べるというのはかなり可愛いと思いました。

好きなエピソード。

八軒が御影牧場でのバイトで失敗してしまうシーンが心に残ります。搾乳のタンクにホースを繋ぎ忘れ、500リットルの牛乳をムダにしてしまうという失敗をしてしまった八軒。失敗した自分を責めますが、御影家の人達は「人間なんだからそういうこともある」と許してくれました。「一度の失敗で俺なんかって言っちゃ駄目よ」と言ってくれた御影家の人達は本当に素敵だと思います。