ジャンプ部屋ブログ

1994年頃から捨ててないジャンプで何かをしたいです。

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くまみこ2巻(吉元ますめ)感想&あらすじ・中学生の少女雨宿まち、熊出村神社の巫女として仕える…ネタバレ注意。 #マンガ


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感想

ものすごーく山奥にあり、ちょっと現代社会から隔離されて様な場所にある熊出村。そこの熊出村神社の巫女として仕える中学生の少女雨宿まちがこの作品の主人公です。ずっと山奥で暮らしていた彼女は都会...というか現代の流行りのものなどにすごく疎く、とても機械音痴なのです。それでも彼女は思春期の女の子らしく都会に憧れていて、都会の高校にいきたいと憧れています。

ナツという名前のオスのヒグマが彼女の付き人のような存在で、彼は人間のように会話することが出来て、さらに道具を使えたり文字も書いたりすることが出来ます。この作品の独特な、柔らかなタッチがクセになります。特にカラーページなんて絵本のようですっごく素敵です。巫女としての衣装も綺麗だし、それとなくちゃんと儀式めいたこともこなしていて信心深い子だなあと思います。彼女の都会に行ってみたいという願望は痛いほどわかるのですが、読みすすめれば読みすすめるほどにやっぱりこの村にいた方がいいのではないかと思います。確かに何もないし不便かも知れませんが、ずっと住むのだとしたらいきなりあのような純粋な子が街中のチャラついた雰囲気に入ったら心身共に調子が悪くなると思います。ただ、やっぱり学校は都会の方がいいかもしれません。一度は経験して、いい影響があればいいんじゃないかなと思います。