ジャンプ部屋ブログ

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ふたつのスピカ全16巻(柳沼行)感想&あらすじ・主人公は鴨川アスミという前向きで、宇宙飛行士になるという夢をもつ女の子…ネタバレ注意。 #マンガ


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一言感想

主人公は鴨川アスミという前向きで、宇宙飛行士になるという夢をもつ女の子です。彼女はとても小柄で144cmしかありませんが、宇宙飛行士になりたいと決めた日から毎日ランニングしていて東京宇宙学校の宇宙飛行士コースではトップです。真面目で集中力が高く、成績はすごく良いのですが英語が苦手だというシーンがありました。

物語は主人公が中学生で、高校受験について悩むというところから始まります。宇宙飛行士養成高等専門学校「東京宇宙学校」に無事進学後、そこで出会ったかけがえのない仲間に出会い、その先々で出会う様々な困難を乗り越え宇宙を目指すといったストーリーです。

彼女と話す「ライオンさん」という人物が途中まで全く理解できず、主人公のストレスによる幻覚なのかなと思ってかなり怖いと思っていたのですが、墜落したロケットの搭乗員の幽霊のようです。重要な場面で主人公を支えるという大事な役割をもつのですが、「宇宙飛行士」をモチーフとしているのなら科学を前提としているはずなのに、非科学的なこのライオンさんという存在を描いたのはなんだかとってもおもしろいなと思いました。10代でこんなにいろいろなことを学び迷い、でもきちんと将来の夢や希望をもつ主人公には純粋にすごいと思いました。情熱的で純粋で、ひと言で言うと美しいです。