ジャンプ部屋ブログ

1994年頃から捨ててないジャンプで何かをしたいです。

スポンサーリンク

気になるヨメさん・全2巻(星里もちる)感想&あらすじ・塚本範男と酒井加奈子は熱烈な恋愛の果てに結婚、披露宴を挙げ、あとは役所に…ネタバレ注意。 #マンガ


【おすすめ情報】知らない人は損している!「アマゾン業務用ストア」で便利でお安く。

感想

塚本範男と酒井加奈子は熱烈な恋愛の果てに結婚、披露宴を挙げ、あとは役所に婚姻届を出すだけ、というほやほやの新婚。しかし、加奈子が区役所に提出する前になぜかタイヨウ堂という会社の主催するミスコンに出場し、見事グランプリを受賞してしまいます。

そのせいで加奈子は1年間ミスタイヨウ堂に任命されます。このタイヨウ堂という会社が夫の範男の会社であるマツタケ製紙の大得意先であると分かり、未婚(法的に籍をいれていない状態)であるならば「ミス」でも嘘はないとされた2人は1年間の婚姻届の提出の延期を余儀なくされ、結婚しているのにも関わらず独身者同士の同棲になってしまうというストーリーです。

新婚の私から言わせてもらえればこの加奈子という奥さんはそれほど結婚願望がないように思えます。というかここまで籍を入れることを蔑ろにする女性を初めてみましたし、現実にいないことを願います。結婚というものをなんだと思っているのでしょうか。法的に家族になるという日にミスコンに出場なんて愛がなさ過ぎます、夫のことはあくまで書類上、とでも思っているのでしょうか。

2巻で完結するんですが、最終話でとうとう夫婦であることが会社に知れ渡ってしまいます。でも会社側から頼みこまれイメージガールを延長することになるのですがやっぱり会社から婚姻届を提出させまいとされます。でももうそのまま出さなければいいと思います。夫を想いやれないのなら何のための結婚なのか。自分自身の結婚が幸福なものなのだと気がつかされた作品でした。