感想
主人公のガウェインは小学4年生の男の子、福島県生まれの野生児で方言丸出し、でもとっても明るくて陽気なハーフの子プロ野球選手になってホームラン王になるのが夢でした。
ある日彼は女子プロゴルファーの西野霧亜とであい、そこで生まれて初めてゴルフをしり、野球をはるかに上回るその飛行距離に魅せられてしまいます。そんな彼がゴルフにどんどんとのめりこんでいって世界の強豪ゴルファーたちと競いあうことで成長していくというストーリーです。
これはネタばれになってしまうかもしれないのですが、割と終盤らへんで、自分にゴルフというスポーツを教えてくれた霧亜と結婚し、男の子をもうけているのでそこから好きになりました。
割と外国人やハーフのキャラがでてくるのも特徴かなと思います。それにしても通して読みましたが、ゴルフはあのホールの中に少しの回数だけで入れたもの勝ち、という簡単なものではないのだなと思いました。
その日の天候や湿度温度を毎日気にしなければいけないなんてもはや天気予報を見るよりも自分が天気予報士になってその場その場で調べた方が早いし正確なんじゃないかと思えてきます。多分、天気予報士もそんな職業ではないかと思いますが。それと主人公がハーフというのはとても珍しいなと感じました。