少女マンガでこの迫力。龍王魔法陣!
少女まんがで、96年から97年にかけて連載されていた、龍王魔方陣。
内容は、少女マンガとは思えない、壮大なアクション&ファンタジー。
八大龍王の生まれ変わりである男女8人と、その敵との正統派バトル漫画。
少女マンガでここまでするか!?というほどの読み応えで、最後は主人公、リノが愛していた敵のボスである法城を自分の命と引き換えに倒します。
私が一番印象に残っていたのは、敵である法城たちを倒し、東京の街に平和が戻り、また一般の学生生活に戻ったリノたちが、学校へ向かう途中、髪の長い男二人とぶつかり、「あっすみません!」「いえ、こちらこそ」と簡単な会話を交わすのですが、実はこのぶつかった男二人は、多分、推測ですが、法城とその弟の香椎だったのでは?と思うのです。
二人は、一般の人間になり、地上で普通の暮らしをしているのか?悪の心はもうなくなったのか?他のメンバーはどうなったのか?
まだまだ、謎に包まれた部分は多かったものの、読み終わって、「楽しかった!全12話は少なすぎる!もっと続きが読みたい!」と思わせてくれた漫画ですし、少女マンガでここまで気合が入ったアクション&ファンタジー漫画は今まで見たことがないので、少女マンガとアクション、ファンタジー、全てが入った漫画が読みたい!という方、それから男性の方にも是非おすすめしたい漫画でした。