ジャンプ部屋ブログ

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デビルマン/最終回・結末感想ネタバレ注意!あらすじ・正義とは何か、いろんな深いテーマを含んでおり、考えさせられる作品…。 #漫画


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デビルマンは深いテーマを含んだ作品でした

永井豪先生の作品「デビルマン」の最終回についてです。
主人公の不動明、親友の飛鳥了、不動明の居候先の牧村美樹を中心にストーリーは進みます。
不動明は、ある日、考古学者の父親を持つ不動明から、父親の研究により、地球の先住人類であるデーモン(悪魔)が復活し、地球を人類から奪い返そうとしていること、研究中に父親がデーモンに殺されたことを知らされます。
そして、デーモンに対抗するには、デーモンの超能力を持って戦うしか勝ち目は無いと、デーモンと合体する話を持ち掛けられます。
デーモンと合体するには、人間の理性を失ったときという条件があり、親友の涙に突き動かされ、不動明はデーモンと合体することに成功し、デビルマンとなります。
デビルマンとなった不動明は次々と、デーモンの刺客たちを倒していきます。
最終回では、デーモンが人類に宣戦布告し、総攻撃をしかけてきます。デーモンは、無差別に人間と合体し自爆するという無差別攻撃にパニックになる中、不動明は、無差別合体で生き残こりデーモンとなった者たちを集め、デーモンに対抗するため、デビルマン軍団を結成します。
自分の思い通りに物事が進むことに疑問を持った飛鳥了は自宅に戻り、今までの出来事を振り返ります。
すると、自分の記憶と実際おこったことが相違していること、飛鳥了は別の人物で、すでに死んでいることを知ります。
そこへ、デーモンが迎えに現れます。
また、パニックに陥った人間に高名な科学者が、悪魔の正体は現代生活に不満を持つ人間であると発表したため、悪魔狩りが始まります。
加えて、飛鳥了が不動明がデーモンと合体した映像を公表し、人間になりすましている悪魔がたくさんいるため、殺すように報道したことにより、不動明は牧村の家を出ることになります。
悪魔を殺せと、パニックに陥った人間たちは、牧村家に押し寄せ、仲間たちの抵抗もむなしく、牧村美樹、弟も含め殺されてしまいます。
このシーンが非常に衝撃的でした。
この事実に怒り狂った不動明は、飛鳥了の正体が大魔神サタンであることを知り、全面戦争仕掛けます。
最後のシーンでは、戦争の結果、サタン(飛鳥了)の傍らに、上半身だけになった不動明が横たわっていて、両性具有で不動明のことが好きだったサタンが涙をながすシーンで終わります。
アニメ版のイメージが強く、バトル物の作品だと思っていましたが、人間の狂気、正義とは何か、いろんな深いテーマを含んでおり、考えさせられる作品でした。