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ジャンプ部屋ブログ

1994年頃から捨ててないジャンプで何かをしたいです。

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感想・書評「出版禁止:」長江俊和ネタバレ注意・衝撃のラストに読み込むうちに真相が分かります(レビュー)。 #読書

寄稿 小説感想

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長江俊和の「出版禁止」;衝撃のラストに読み込むうちに真相が分かります。

大物美人女優を妻にもつドキュメンタリー映像作家、熊切ともともと妻の付き人で熊切の秘書をしていた七緒が彼の別荘で心中を図り、その後七緒だけが命を取り留めました。その当時のマスコミは不倫の末の心中ということで報じ、七緒はこの事件後、生まれ故郷の茨城に帰りひっそりと暮らしていました。7年後、ルポライターの若橋がこの事件に興味を持ち、七緒と連絡を取り事件の真相を執拗に聞き出します。

事件のことを蒸し返してもらいたくない七緒は、なかなか事件の真相を語ろうとはしませんでした。当初大物代議士の関与も考えられたがそれは間違いだったこと、ことの真相が当初の無理心中ではなく、お互いに同意の上での心中であったことが分かってきました。何度か七緒の下へ通っているうちにルポライターの若橋も彼女に恋愛感情をいただくようになりました。

その頃には彼女の精神状態は最悪となり彼の助けなしでは日常生活もままならない状態となっていました。彼は献身的に彼女を支えましたが、ある日彼女を連れて熊切と同じ別荘で心中を図りますが、今回は七緒の遺体が発見され死後数週間は経っていたこと、ルポライターの若橋は逮捕されてしまい精神鑑定の請求を受けたとのことです。物語はここで終了し、その後この事件を起こしたルポライターの記事を基に7年前に起こった心中事件の真相を作家である長江俊和が発表するという劇中作となっています。

最後の死後数週間経っていたということを頭に入れて七緒の精神状態がおかしくなってきたあたりから読み返すと実際にすでに殺されて彼女の遺体と一緒に外に出かけ、口づけをし、話しかけていたということが理解できるため、非常にぞっとします。常にルポライターの視点で書かれているため、最後まで七緒が殺されいたことが分からなかったです。

最後にそのルポライター若橋が書いた手紙の最後がなぜひらがなで署名されているのかを理解しないとこの若橋という人間がどういう人物だったのかが分からず悶々とします。そのひらがなを入れ替えてみると「われはしかくなり」となり七緒を殺すためであったということが分かり驚きました。

ありがとう寄稿。

実話を元にした話を紹介されていることが多く、悲劇で悲しくなる内容も多いですが、感動できる話も数多くあるので、毎週欠かさず見ています。

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