信長協奏曲２巻/感想ネタバレ注意！あらすじ・正装着を水中に落としてしまったため、信長は現代の高校の制服で登場してしまいます…。　#COMIC

「信長協奏曲」２巻　石井あゆみ・著

１巻の冒頭で現代から戦国時代へタイムスリップしてしまった信長ことサブローですが、２巻の冒頭ではそれからすでに４年の歳月が過ぎているという急展開です。うつけと評判の信長に興味を持った義理の父親、斉藤道三。２人がついに会見するのですが、正装着を水中に落としてしまったため、信長は現代の高校の制服で登場してしまいます。

それを見て同類だと言った道三。実は信長と同じく道三も３０年前に現代からタイムスリップしてきた警察官だったのです。この展開があまりに意外すぎて大爆笑してしまいました。そんな道三は息子と対立し、ついに戦へと発展。助けに行く信長ですが、道三は討ち死にしてしまいます。城に戻った信長が妻、帰蝶に「お父さんを助けられなくてごめんね」と言ったシーンでは思わず泣いてしまいました。帰蝶は乱世で姫として生きてきた女性だけあって、何があっても動じない覚悟のようなものがにじみ出ていてステキです。でも信長には心底惚れ込んでいる様子で、そこがまた本当にかわいらしいなと思います。