」で便利でお安く。彼氏彼女の事情
最終回の簡単な内容紹介、あらすじ。
県下一の進学校に入学した「見栄王」宮沢雪野が、品行方正な優等生の仮面を被り（本当に優等生ではあるんだけど）学生生活を送っていくのだが、ひょんなところから同級生の有馬総一郎にバレてしまう。
始めは衝突しあう二人だが（いや雪野が勝手にぶつかっていっているというか…）徐々に「本当の自分」を外に出して生活していこう！と考えるようになり、そこから生まれる学園物語。
好きだった登場人物、キャラクターに関して。
一番好きだったのは主人公の宮沢雪野。あの制服にあこがれて、地元で制服が一番似ている学校を受験するほどハマりました。そして私もだんだんと見栄王になり、高校１年生のときの雪野の様に、クラス委員長に立候補してしまう始末。（雪野は他薦だった気がします。）しっかり勉強も頑張りながら、友情や家族も大切にし、すごく考え込むんだけど、真っ直ぐぶつかっていく姿に心を打たれました。
最終回を読んで（見て）思ったこと、感じたこと、考えたことなど感想。
作品の大ファンだった私としては、カレカノメンバーが大人になって、どんな人生を歩んでいったのかということが明確にわかって非常にうれしかったです。ただ、みんながハッピーになっていて、挫折した人が一人もいないので、フラットな気持ちで読んでる人はそんなご都合主義な展開ありかよ！と突っ込みを入れたくなってしまうかもしれません。高校卒業を目前に、雪野が妊娠し、そのまま結婚。出産するわけなのですが、その後双子の男の子を出産。それでもしっかり勉強し、（なんと３歳の娘の咲良が０歳の赤ん坊たちの面倒を見ているシーンがある！現実的には無理なんじゃ…。）医大に合格。義理の親の病院を継ぎ、同じ病院の中で、雪野の親友までも一緒に働いているという…。カレカノメンバーが大好きな私としては、その展開に「ああ、みんな大人になっても仲良しなんだね…！！」と喜びました。そんな友情なかなかないと思うので、うらやましいです。フィクションではありますが、日本のどこかに彼女たちが存在していてほしいなぁと思います。
ありがとう寄稿。
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