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ポーの一族(萩尾望都)最終回・結末感想ネタバレ注意!あらすじ・エドガーはヘンリーとロジャーのエヴァンズ古物商が盗品を扱っていることを知ります…。 #漫画


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漫画・ポーの一族(萩尾望都)女性ファンタジー漫画の先駆者

最終回の簡単な内容紹介、あらすじ。

エドガーはヘンリーとロジャーのエヴァンズ古物商が盗品を扱っていることを知ります。
その後を付けて、相手の取引人に銃で撃たれてしまいます。
エドガーが胸を撃たれて血を流している所をエディスに見つかり、介護してもらいます。
そこに、バンパネラを探すオービンが現れてエドガーは逃げます。
アランに会いに行く途中でエディスは襲われます。
エドガーが被っていた帽子は、エディスの物だったので、間違って襲われたのです。
その話しを聴いたエドガーは彼女に成りすまし犯人を誘い出します。
そして、犯人を車ごとテムズ川に落とします。
ヘンリーとロジャーが警察に連れて行かれて、妹のエディスはアランの元を尋ねます。
エドガーから兄たちが密売をしていたと話すと
エディスは驚いて家に帰ります。
アランはエディスを仲間に入れようと決心します。
エディスの所に行き気絶させます。
アランの血では薄いのでエドガーにこのことを話します。
エドガーは激怒します。
愛していればいるほど、幸せに出来ないもどかしさに苦しむんだと話します。
エドガーとアランガエディスの家に行くと漏れていたガスに引火して炎が出ています。
急いで二人がエディスを救いますが、アランは時計に引っかかり、そのまま炎に落ちてしまいます。
エディスは助かりますが他には誰もいませんでした。
オービンが、エドガーたちが燃えてしまったと鳴いていると、家の外からここでなにをしているのだと声がします。
エドガー、二度と会えないとつぶやくと外の声の主は、バカな、どこかにいるにきまっていると言って消えます。
声の主は、クエントン卿でした。
オービンはエドガーのこと、ボーの一族のことを書物に残すことを決意します。
最後のページはエドガーが草原の中でうつぶせに倒れている姿が描かれています。

好きだった登場人物、キャラクターに関して。

主人公のエドガーとアランのお互いの生への思いは違いがありました。
エドガーは妹メリージェーンの為にボーの一族に入ったのです。
アランは病弱な体から抜け出して生きる為にバンパネラとなったように思います。
そして、一人の寂しさから、お互いの寂しさを埋める為に寄り添っているのだと気づいているのです。
行きながら死の世界をさ迷うごとき、悲しい物語です。

最終回を読んで(見て)思ったこと、感じたこと、考えたことなど感想。

エドガーはまだ14歳の少年ですがキングス・ポーによって吸血一族(バンパネラ一族)に加えられます、
永遠に大人に成れず、行き続けるエドガーは、病弱な少年アランを自らの血でバンパネラに引き入れます。
二人は数百年の年月を正体を隠しながら暮らします。。
何度もばれそうになりながらも、共に不安定な心で寄り添いながら生きていました。
少女漫画でこれほど長編小説のようなストーリーが出たのは驚きでした。
覚えるようにして見ないと前後の繋がりが理解出来ません。
生きることにおぼろげな心の寂しさが、これほど伝わってくる物語はありません。
大人になれずに一族に加わり、兄弟も友もなく永遠に行き続ける寂しさがはっきりと感じられました。
最後のページでエドガーが書かれていたのは、また一人でさ迷うことを示唆しています。
出来ることなら、この続きを書いてほしいと思います。

ありがとう寄稿。

止まり始めた時間がまた動き始めるようなそんな爽快なコミックです。

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