ジャンプ部屋ブログ

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天8巻(著者:福本伸行)感想ネタバレ注意!あらすじ・ガン牌の達人銀次に原田大苦戦!まさかの敗退か…。 #COMIC


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本のタイトル:天 第8巻 著者:福本伸行 一言感想:ガン牌の達人銀次に原田大苦戦!まさかの敗退か?

この「天」は麻雀漫画です。東西の裏プロが集まって雌雄を決する東西戦の決勝が描かれているのがこの8巻です。東の陣営の中でガン牌の達人銀次の打ち筋に西の陣営の頭原田は大苦戦します。まずは国士テンパイの原田に対してノミ手で銀次はリーチします。

リーチ後の暗槓でドラ表示牌が白となります。この白待ちだった原田は和了牌を失い、逆に銀次は手中の發がドラになってドラ3の手になります。終盤に南をつかんだ原田はその南で銀時のドラ3の手に振り込んでしまいます。ここでリーチ時には単なるノミ手VS国士無双だったのに、しかも南の単騎待ちリーチで向かっていったことから原田はガン牌の存在を疑い始めます。その後も原田は銀時のこのガン牌の仕掛けを破ることができずに大苦戦をします。しかし原田はこの銀次のガン牌を見破りその仕掛けを逆に利用して銀次を討ち取り、一気に銀次を箱割れで飛ばしてしまいます。秀逸なのはその仕掛けの解説です。月明りによる影が傾きを増幅させていたことから見破り、牌の腹(字や文字が刻まれている側)に薄くとった接着剤を塗っていたことやどの牌にそのガン牌の仕掛けがあるかまで把握してその仕掛けを逆に利用するこの流れは理詰めで読んでいて感心させられました。現実の麻雀でもできるのかどうかはわかりませんが面白く読ませていただきました。