ジャンプ部屋ブログ

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感想・書評「ローラ・ダラム(上條ひろみ訳)ウエディングプランナーは凍りつく」ネタバレ注意・アナベルが手がけた結婚式で、殺人事件が起こることから物語が始まります(レビュー)。 #読書


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ローラ・ダラム(上條ひろみ訳)ウエディングプランナーは凍りつく

ウエディングプランナーのアナベルが主人公のシリーズ2作目です。またもやアナベルが手がけた結婚式で、殺人事件が起こることから物語が始まります。今度は、ホテルが殺人現場でホテルで働く人たちが沢山登場します。容疑者となったのも、そのホテルのウエディング部門の女性で、アナベルとも仕事柄交流があります。ということで、アナベルは再び友人の容疑を晴らすために探偵役になってしまうのです。

ケイトの慣用句言い間違いは相変わらずでそこも面白くて満足です。でも、今回は前作と違って私好みのロマンスが差し込まれています。前作でも殺人事件を担当した刑事とちょっと良い雰囲気になるのですが、この作品ではアナベルに一目ぼれしたっぽいバンドマンが出てきます。二人の間で揺れるアナベルの女心が共感できて、ちょっぴりドキドキしました。リートリスも相変わらずのおせっかいぶりなのですが、なんとリートリスはこの作品ではクラシカルな車を運転するのです。その描写がとてもコミカルで、前作に引き続き軽い感じで読めました。疲れているけどミステリは読みたいって時にぴったりの本です。