ジャンプ部屋ブログ

1994年頃から捨ててないジャンプで何かをしたいです。

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ヒメの惰飯1巻・二階堂幸「主人公は元オタサーの姫で、現在はぽっちゃり系のOL」【感想ネタバレ注意!あらすじ】。 #COMIC


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『ヒメの惰飯1』(二階堂幸):惰飯最高!

グルメ系漫画が流行っている昨今。こだわりの料理を追求したり、日々のお酒に楽しみを見出したり、たまの贅沢をピックアップしてみたりとその内容は百花繚乱の感があります。そんな中、異色を放つのが『ヒメの惰飯1』です。主人公は元オタサーの姫で、現在はぽっちゃり系のOL。

食べるのは好きだけど、こだわりは一切ないという明らかにダメな女というキャラ設定です。そんな設定を裏切らず、彼女が繰り出すのは「意識低い飯」ばかり。夕飯にインスタント飯を食べて残り汁にご飯を投入したり、すき焼き風に焼いた肉を卵かけご飯にしたり、ホットサンドメーカーは一度使っておしまいにしたりと、あまりの意識の低さに絶句です。それでもなぜか読み進めてしまう不思議な魅力がこの漫画にはあるのです。最近の「手間をかけた料理=幸せ・おいしい」のような構図にカウンターをかまして、意識低い飯でもいいじゃないかという開き直りに、無意識に好感を持ってしまっているでしょうか。とにかく『ヒメの惰飯1』にはなぜか読み進めてしまう魅力があるのです。気になった方は読んでみてください。