銀魂の主人公、坂田銀時が営む万事屋で飼われている大きな犬です。実は宇宙生物の狛神ですが、サイズが大きいだけで存在は普通の犬と大して変わりません。登場してしばらくの間は、銀時をはじめいろいろな登場人物に噛みつき、頭から血を流すシーンが多々ありましたが、今ではよく懐いています。
身体が大きいため食欲旺盛で、何でも食べるのでそれが事件を度々巻き起こしますが、本物のペットのようです。漫画やアニメに登場する動物と言えば、人と同じように喋ったり、気持ちが伝わる動物がよくあるパターンですが、定春と万事屋は飼い主とペットという家族そのものだと思います。定春は身体は大きいですが、特殊な能力は持っていません。普通の犬のように散歩をしたり、餌をあげたり、トイレの面倒を見なければなりません。ですが、とても可愛いのです。ペットは飼い主に似る、とよく言いますが、万事屋の3人と一緒にコタツに入ってダラダラしている定春は本当にすごく可愛いです。そこにいるだけでいい、それが本来のペットのあり方だと思います。いつか真っ白でフワフワな犬を飼って、"定春"と名付けるのが夢です。