ジャンプ部屋ブログ

1994年頃から捨ててないジャンプで何かをしたいです。

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「キン肉マン」に登場する超人、男気たっぷりで荒削りなところも魅力なブロッケンJr.【私の愛した少年ジャンプのキャラクター】


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アニメ化もされ、大人気になった作者・ゆでたまごの「キン肉マン」。この作品の中で登場する超人・ブロッケンJr.が私の愛するキャラです。
主人公・キン肉マンは、ダメ超人のイメージがあるかもしれませんが、すでに4巻の時点で、超人オリンピックチャンピオンになり、完成された超人でした。
彼を囲む正義超人軍団は、テリーマン・ロビンマスク・ウォーズマンやラーメンマンと完成された超人ばかりです。
そんな中、未完成で荒削りな、ブロッケンJr.には他にない大きな魅力と見せ場があるのです。

ブロッケンJr.は、父親をラーメンマンに殺されたという不遇な設定で登場します。結局、復讐は果たせませんでしたが、以後、正義超人軍団の若手的ポジションで活躍します。正義超人チームに仲間入りを果たしてから、「7人の悪魔超人編」「6人の悪魔騎士編」と2連勝します。なんと、2連勝は彼だけです。テリーマンすら1勝1分けです。
しかし、状況は一転、「超人タッグト-ナメント編」では、乱入してきたスクリューキッド・とケンダマンというコンビにあっという間にKOされてしまいます。そんな状況でも、元々の対戦相手だったモンゴルマン&バッファローマンのコンビに、自分たちの弱さを謝罪、あえて、自分をフォールさせ幕引きをはかるという行動をとります。彼のプライドが見えて感動もののワンシーンでした。そのときの「けじめさ!バッファローマン!」という言葉は名ゼリフです。無残に敗れて、なお見せ場があるのは彼だけです。相棒のウルフマンは、倒れたまま見せ場なしでした。

その後の「王位継承戦」でも、ソルジャーチームの一員として活躍します。最後の戦いとフェニックスチームとの戦いでは、幾度となく大将のキン肉マン・ソルジャーを救います。勝利のため・ソルジャーのため、あえて超人から人間に戻るという選択をしたのも彼の忠義・男気をあらわしています。そして、最期には実力が上のプリズマンと相打ちにもっていく根性をみせます。こんなに、見せ場もあるサブキャラはブロッケンJr.だけです。

彼は、最期まで未完成のままでした。本来、戦いぶりからみるとテリーマン以上になっていてもおかしくなかったのかもしれません。しかし、あえて、未完成のままに作者もしたのではないでしょうか?そんな荒削りなブロッケンJr.はキン肉マンにおける唯一の魅力をもった愛すべきキャラなのです。