ジャンプ部屋ブログ

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いじめを把握しても自殺を止められない学校には限界があると思う。(滋賀県大津市いじめ暴行殺人事件)


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 以下のニュースを読んだ。

滋賀・大津市で中学2年の男子生徒がいじめを受けていた事件で、複数の教師が、男子生徒が自殺する前に、いじめがあるという情報を受けて、対応を協議していたことがわかった。
2011年10月に自殺した男子生徒について、市の教育委員会はこれまで、「自殺後のアンケート調査で、いじめを受けていたことがわかった」と説明していた。
しかし、自殺の6日前に男子生徒が同級生に暴行されているのをほかの生徒が目撃し、「いじめられている」と、担任に訴えていたことがわかった。
担任が仲裁に入ると、男子生徒は、「大丈夫。でも、きょうは嫌やった」などと答えていて、その後、同じ学年の教師らが今後の対応を協議したという。
中学校の校長は14日午後4時すぎ、「確実に、いじめであるという認識は持てませんでしたし。子どもにはいろいろな背景がございますので、そういったことも含めて、情報を集めていくと。(自殺)以前の対応については、これはもう不十分であったということは、これは認めざるを得ません」と述べた。

協議の場では、今後の人間関係を注意して見ていくことが確認されたが、具体的な対策はとられなかった。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00227472.html

 学校という仕組みに限界があるのだと思う。

 いじめが起きた時に、もっとも、有効なのは、徹底的な隔離だと思う。加害者と被害者を会えなくすれば、解決できる部分もあると思う。加害者は、自殺前日に被害者の部屋を荒らしたみたいだから、本当に、徹底的に隔離しないとダメだと思う。

 そういう部分では、大人よりもある意味凶暴で、でも、これまで警察に協力を仰がない、もしくは、今ですら、警察が学校に入ることを「嫌う」人がいる。

 「いじめ」があることが分かっていても、最悪の結果を防げなかった。もう、教育は「教科を教える」以上のことを期待したらダメだと思う。

 いじめは、暴力だと思う。仮に暴力がなかったとしても、人を自殺に向かわせるモノである。もう、多分、学校の中で解決できないレベルに、社会が達しているのだと思う。1995年頃に、ジャンプで問題意識の啓発で連載が始まるくらいに、その当時は、いじめと、それによる自殺がショッキングだったのだと思う。

 しかし、それから17年。子どもがいじめられて自殺するということが「当たり前」になってしまっている気がする。それ以外にも、要因は色々あると思うが、もう、学校という仕組みは限界が来ているのだと思う。

 教育関係者の人々には怒られるかも知れないけど、ある一面で、白旗を振って降参した方が、救われる先生もいるのじゃないだろうか。

 そんな風に、最近、思う。