ジャンプ部屋ブログ

1994年頃から捨ててないジャンプで何かをしたいです。

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SOUL CATCHER(S)(ソウルキャッチャーズ)感想レビュー・吹奏楽漫画からは想像でき鳴り奇抜な発想。何もかもが魅力…ネタバレ注意。


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寄稿を頂きました。

SOUL CATCHER(S)(ソウルキャッチャーズ)

こんな吹奏楽漫画は見たことがありません。非常に圧迫感があり迫力の演出。吹奏楽漫画からは想像でき鳴り奇抜な発想。何もかもが魅力である。

著者である神海英雄先生は以前ライトウィングというサッカー漫画で打ち切りという結果に終わった漫画家ではあるが、ある一定の層に強烈なインパクトを与え、たとえ一部の読者のとはいえ、その心を掴んで離さない。その奇抜で圧倒的な存在感、セリフ回りは、師匠である荒木飛呂彦から受け継いでおり、本当にセンスのが光っている。

題材的には群馬県を舞台に高校吹奏楽部の物語。週刊少年ジャンプで吹奏楽?とおもけれど、これがまた意外に王道少年漫画をしている。初心者だった主人公がもう一人の主人公の天才サックス奏者によって、吹奏楽の世界に導かれ、そしてそこで自分が成長したいと自ら思うようになり、成長していく物語。圧倒的なライバルの出現もあれば、そもそもこの学校の吹奏楽部の曲者のパートリーダーを攻略しなければならないという、最大の試練が待ち受けている。はたして神峰が全パートリーダーを攻略できるのだろうか。そこが楽しみでならない。そして、もし全員の攻略が終わったとき、全国へ行けるのか否か。どちらにせよ、どのような展開があるのだろうかと楽しみで仕方がない。