ジャンプ部屋ブログ

1994年頃から捨ててないジャンプで何かをしたいです。

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魔人探偵脳噛ネウロ/感想&あらすじ・毒の効いた風刺ネタなど、ジャンプの中では異彩を放っていた作品…ネタバレ注意。


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寄稿を頂きました。

魔人探偵脳噛ネウロ

「このマンガがすごい!2014」のオトコ編第1位に輝いた「暗殺教室」。その作者である松井優征の連載初作品が「魔人探偵脳噛ネウロ」である。
魔界の「謎」を喰い尽くし、それでも自身の脳髄の空腹を満たすことができなかった魔人・脳噛ネウロが、その空腹を満たすために人の世界である地上へやって来て、普通の女子高生(ただし大食らい)である桂木弥子と出会うところから物語は始まる。そして、自分の空腹を満たすためネウロは弥子を探偵に仕立て上げ、様々な事件に関わっていく。

奇抜な演出と王道からは外れた設定、時折入る毒の効いた風刺ネタなど、ジャンプに載っている作品の中ではかなり異彩を放っていた作品だと思う。そのためか、後に作者がインタビューで、あえて本誌では後ろの方に掲載されていたのだと語っていた。
近年、短期で打ち切られてしまう作品が多い中、この「魔人探偵脳噛ネウロ」はだれることもなくキレイに最終回を迎えた作品の一つだと思う。当時はそこまで画力が高いとはいえなかったが、松井先生はマンガがとてもうまい。それが今「暗殺教室」でも見ることができる。ただ、個人的にはネウロの方が好きな作品である。