一言感想
再来した小さな巨人と天才セッターコンビ、コンビ結成!
面白いところ。
バレーボールは、背が高い人がするイメージ。
男子なら尚更、背が低くても170cm後半という感じですが、主人公・日向翔陽は162.8cmの小柄な体格。
それでも、昔見た烏野のエース・小さな巨人に憧れ、自分もエースになるべく奮闘していくお話です。
昔は強豪と言われた烏野も、今は「落ちた強豪“飛べない烏”」と言われるほど弱体化しているのですが、日向・影山ら一年生の入部で、チームは雰囲気を変え力をつけていきます。
ストーリーも面白いのですが、何と言っても絵に迫力があります。
バレーボールにはなくてはならない躍動感、勢いには圧倒されっぱなしです。
すべての場面での感情の移り変わり、それに対する表情など、繊細かつ読む側に伝わりやすい、共感しやすい描写は感動や切なさを味わえます。
好きなエピソード。
中学3年生、初めて迎えた公式戦で初戦に当たった強豪校の天才セッター・影山との試合で敗北を経験。
そこから試合への執着、勝たないと長い間コートにはいられない、もっと長くコートにいるためには勝たなければいけないと学び、あの影山に絶対に勝つと決意して涙する場面は、見ている方も感動を誘われます。