ジャンプ部屋ブログ

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銀の匙(コミック版)1〜10巻/感想&あらすじ・主人公の八軒もどうしようもない現実に苦しむ…(ネタバレ注意)。


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銀の匙(コミック版)1〜10巻

アニメでも映画でも人気の作品だが、中々手が出なかった。何しろ少年サンデーという、少年誌なので、ジェネレーションギャップだのでショックを受けたくなかった。
けれど、深夜にアニメ版少し見たら、これが面白い。
やっていた回では、主人公の八軒のクラスメイトの駒場が、借金のため学校を辞めて働く決意をした内容だった。

少年誌でこの内容は、有る意味ファンタジー世界での殺戮やら残虐行為よりも、ずっとリアルで酷だ。
当然、主人公の八軒もどうしようもない現実に苦しむ。
これを見て、原作を読もうという気になった。
そこで一気にまとめ読みをしてみたところ、人気になるのも頷ける内容だった。
確かに所々にコメディタッチはあるものの、読者は非農家の八軒と一緒に農業や酪農の難しさに直面する。簡単に答えのでない、正解の見つからない試行錯誤の連続だ。
その中でも、個人的に面白いと思えた登場人物が、八軒のルームメイトの西川だ。
登場したばかりの頃は、常盤と見分けのつかず、物静かでイマイチキャラが立っていなかった。
だが、オタクキャラという設定が表に出てくるなり、一気にキャラが立ったのには驚かされた。
しかも、有る意味では八軒の仲間の中では多才でユーモラス、臨機応変というオールマイティさも発揮。
八軒以上に今後の活躍が楽しみな登場人物だ。