ジャンプ部屋ブログ

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銀の匙2巻(荒川弘)感想&あらすじ・夏休みになり御影の家でバイトする事になった八軒は…ネタバレ注意。


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一言感想

夏になり自然と酪農のシビアさと大らかさを学んでいく巻

面白いところ。

夏休みになり御影の家でバイトする事になった八軒は田舎の距離感をはかり間違え失敗したり、駒場や多摩子の家の牧場を見せてもらったり、シカの解体をしたりします。命を扱い、向き合うシビアさがそのまま描かれていてすごいです。

好きなところ。

シビアな所はたくさんありますが、それに関わる人達は大らかで優しい人達ばかりで涙が出ます。田舎の距離感をはかり間違え夜まで帰れなかった八軒を心配したり。当たり前の事かと感じますが、実際バイトで同じ事になったら仕事をサボったと起こられる事の方が多いでしょう。当たり前と言いつつ実際出来る人は少ないと思います。それを当たり前に出来る人達ばかりなのが好きです。

好きなキャラ。

この巻ではエピソードの印象が強くキャラの内面を掘り下げる話が少ないので難しいですが、その中でも印象に残ったのは多摩子です。1巻でもキッパリとした性格で描かれていますが、無理して後を継ぐと言ってくれているのではと心配する両親に下克上発言までしてしまうブレなさがすごいです。

好きなエピソード。

春の巻の最終エピソードのピザ釜の話が好きです。1巻の最後でピザ釜を発掘してしまった八軒はピザを作る事になるのですが、必要なモノの多さにしりごみしているとクラスメートや先輩達のツテを伝ってあれよあれよと揃ってしまい出来てしまいました。八軒の人の良さと人徳が出てていい話しだと思います。

おすすめ。

御影牧場でのバイトが主なエピソードなので牧場と自然の話が多いです。八軒と同じ様に触れた事の無い人は驚くことが多いかもしれません。