磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~第64・65話(仲間りょう) くだらなさすぎて、面白くなります
ストレス社会、色んな事に耐え抜いて生きている皆様が読んだら、主人公の磯兵衛の抱える悩みはくだらなさすぎて、スルーしてしまう方と、はまってしまう方二手に分かれると思います。
ジャンプの看板でもある「ワンピース」がお休みになったときに、代わりに掲載されたのがきっかけで大ヒットとなったこの作品。
太いまゆげがポイントのお犬様(生類憐みの令で、お殿様のようにちやほやされていた犬ですが、今は磯兵衛のおうちで住んでいます)のぬいぐるみも発売が決定したらしく、子供のおもちゃとして買おうかちょっと悩んでいます。
子供のおもちゃというのは言い訳でして、本当は自分が欲しいです。
実は、最初は絵のタッチがあまり好みではなく、さほどに読んでいませんでした。
しかし、今は話がくだらなさすぎて、面白くて、毎回読んでいます。
今回は、お犬様の散歩と、学校の宿題と、友人の中島と約束した刀の特訓とやることが3つもあって、ストレスになっている磯兵衛。
くじ引きをしてみて、いちばん嫌な宿題を引いてしまって、またもだえて、何もしないという結論に至る磯兵衛。
現実社会では、何もしないといっても、実際はそうはいかないので、とてもうらやましいです。
結局、うだうだ言いながらもお犬様の散歩に行くわけですが、そのうだうだする時間も大切なのでしょうね。
次号では、どんな磯兵衛のぐだぐだっぷりと、周りのキャラの活躍が見れるのか、楽しみです。