ジャンプ部屋ブログ

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アルスラーン戦記1巻/感想&あらすじ・原作は田中芳樹さん、漫画は鋼の錬金術師の作者である荒川弘さんが…(ネタバレ注意)。


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「アルスラーン戦記 」1巻 講談社

これは大陸公路の強国「パルス」の王子、アルスラーンの物語です。「頼りない」「気弱」「器量不足」と言われたアルスラーン王子が戦争を通して成長していくようすを描いています。原作は田中芳樹さん、漫画は鋼の錬金術師の作者である荒川弘さんが手掛けています。

もともと有名な小説を漫画にしただけあって内容はとても濃いと思いました。1巻からすでに意外で急激な展開がたくさんあるので引き込まれます。最初はあまりの展開に頭がついていかないかもしれませんが読み込めば理解が深まると思います。また、世界観は中世のような雰囲気です。しかし個性的で独特な、よく考えられた世界だと感じました。戦争ものや中世ものが好きな方は特に楽しめると思います。ごくたまに戦いでの残酷なシーンが露骨に描かれているので苦手とする方には気をつけて頂きたいです。ちなみに1巻ではとても気になる展開の前で終わってしまうのできっと2巻が買いたくなるかもしれません。私は特にリアルな戦争描写や、アルスラーンと鷹のアズライールとのほほえましい交流が好きでした。