ジャンプ部屋ブログ

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勇者エクスカイザー/最終回感想&あらすじ・ラスボスであるダイノガイストが月面で決戦が…ネタバレ注意 #懐かしのアニメ


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勇者エクスカイザー 90年代を代表するロボットアニメである勇者シリーズ第一作

ロボットアニメが好きな人なら勇者シリーズという名前を聞いたことはないでしょうか。
その勇者シリーズ第一作目が私の紹介したい『勇者エクスカイザー』です。
現在のアニメでもよく使用される勇者パース(画面左側に大きく剣等の武器を描き右奥に武器を構えているキャラクターを置く構図)もこの作品から生まれました。
今もネットでロボットアニメファンの間で語り草になっているエクスカイザー最終回は主人公でありエクスカイザーとライバル兼ラスボスであるダイノガイストが月面で決戦が繰り広げます。

今までは地球上で宝を奪おうとするダイノガイスト率いるガイスターとそれを追い返そうとするエクスカイザー率いるカイザーズの戦いで命のやり取りまではしてませんでした。
最終回だけあって作画にはとても力が入っており迫力のある戦闘シーンと緊張感のあるBGMが視聴者を掻き立てます。
また現在では仮面ライダー等でもオマージュされているマスク割れはこの時初めて描かれその後に続く勇者シリーズの伝統にまでなりました。
最終回の話ですが、戦いの最中でダイノガイストはエクスカイザーの親友である地球人を人質に取り武装解除を迫ります。武器を投げ捨てたエクスカイザーにダイノガイストは人間の命のために自分を危険に晒せるエクスカイザーに疑問を抱き、それに対してエクスカイザーは「どんなに小さくとも命は宝だ! たとえそれが貴様のような悪党の命であってもな!」と一蹴。
それに対しダイノガイストも「ならば貴様の大事な命を奪ってやる!」と言います。
エクスカイザーが隙を見て人質を救出し、武器を回収した後は戦闘続行。最後は必殺技のぶつかり合いでダイノガイストが敗北。倒れたダイノガイストを逮捕しようとしますが、ダイノガイストは太陽に向かって飛び去ってしまいます。
エクスカイザーは命は宝と言った。ならば自分の持っている最後の宝。即ち自分の命をエクスカイザーに渡すことは出来ない。そう考えダイノガイストが出した結論は自決でした。
「命は宝だと? ならばこの俺様の命、貴様の手に渡してなるものか!」
そう言い放ちダイノガイストは太陽の重力に吸い込まれて爆発、死亡します。
最後まで自分の欲望、自分の意思、そして自分の意地を貫いたダイノガイストはまさに理想的な悪役と言えるのではないでしょうか。
後に続く作品の雛型となり単体でも素晴らしい作品である勇者エクスカイザーが私は好きです。