ジャンプ部屋ブログ

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聖書や仏教の面白さを知った人は多いと思います…聖(せいんと)☆おにいさん10巻(中村光)感想&あらすじネタバレ注意。 #マンガ


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一言感想

この作品を読んで聖書や仏教の面白さを知った人は多いと思います。特に旧約聖書などは面白いものが多いので、この作品を読みながら夫と色々語り合ったりしています。

面白いところ。

あ、あれってそういうことだったんだ...となるところが多いのが面白いです。アベルとカインの話や、ブッダ実子のラーフラの話などそんなふうに表現してもいいんだと想ってしまうような爆笑ネタがいいです。

好きなところ。

昔あったことや宗教的な歴史のことを現代風に言ってしまうところが好きです。例えばノアの箱舟の事を「オールリセット」と表現していて爆笑しました。「乳粥」については、危機的状況だったからおいしく感じたなど失礼極まりないことも言っていたりして作者が神様たちに制裁を受けたりしないのかしらなんて思ってしまいます。

好きなキャラ。

四大天使で破壊天使の「ウリエル」です。彼(?)がなぜあんなにストイックな表現をされているのかわかりませんが、イエスにセコムのような扱いをされていてそれに応えるように仕事熱心で冗談の通じない人なのでそんな生真面目さがシュールで好きです。

好きなエピソード。

ブッダとイエスの家に、マーラとルシファーがくるという話です。詳しい内容はぜひ読んで欲しいのですがマーラが本当はブッダと仲良くなりたいのかなと思わずにいられないくらいマメな人物で、なんだかかわいそうで面白いのでこの話が一番好きです。

おすすめ。

登場人物がたくさんいてのちの物語にもちょくちょく出てきたりするので読んだ後に聖書と仏教の事を調べるとこの事か!とかああこの人ね!と思ったりするので調べつつ読むのがおすすめです。

作品に関する思い出。

夫と結婚する前に住んでいたのが東京の日野市という場所で、ブッダとイエスが暮らす立川市の横でかなり頻繁に言っていたのでとても思い入れがある作品です。立川について特に大きくは関わっていませんが何となく居住地に近くて、立川という場所自体大好きだったので舞台になっていると知った時は嬉しかったです。

作者に関して。

てっきり作者の中村さんが立川出身だったのかと思っていましたが、お姉さんが学生時代に住んでいた場所だそうで、中村さん自身はあまり土地勘がないということで驚きました

その他。

この作品を読み返すと1年ほど前に立川でブッダとイエスの等身大サイン入りPOPがあって人だかりができていたことを思い出します。