感想
雨が降ると女体化する男子高校生の話です。正直かなり気持ち悪いなと思いながら読んでいました。特有の青春らしさがないので妙な嫌悪感がまとわりつきます。特に真城悠介という、黒髪でロングのキャラクターが一番生理的に無理...という感情が湧いてきます。隣り合う校舎なのになぜ女子校、男子校と分かれているのか理解に苦しみます。全く違う場所にあるのならわかりますがあれなら共学となんら変わらないように思えます。
寮は分かれていて当然だと思いますが。女体化してしまってはどうしようもないので下着を買いに行くシーンには、その発想がなかったので納得しました。確かに必要だよなーと。でもその後の保管はどうするんでしょうか。その買い物などで女子校の生徒と仲が良くなるのも違和感がなくいいです。こんなふうにいちいち納得しながら読んでいるのは私ぐらいだと思うのでたまには素直に物語として読んでみたいなとこれを読みながらちょっと思ってしまいました。女子校の実態は知り合いに居るのでだいたいわかるのですが、実際の男子校はどんな感じなんでしょうか。私が高校生のとき通っていた高校は農業高校だったためにほとんど男子校の様な感じでしたがそれでも女子がいるので、純粋な男子高校は結構きちんとしていると聞いてから気になっています。