ジャンプ部屋ブログ

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青い花/全8巻(志村貴子)感想&あらすじ・二人の少女の主人公の人間関係や恋愛を描いた作品…ネタバレ注意。 #マンガ


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感想

二人の少女の主人公の人間関係や恋愛を描いた作品です。前作で「どうにかなる日々」というものでも少女たちのレズビアンのお話で、かなり直接てきな性的な表現があったのでこの作品もそうかなとおもったのですがそのような表現はなく、とても楽しんで読むことが出来ました。作品中に綺麗でとても趣のある建物が出てくるので、もしやと思い調べてみるとモデルとなった女学院があり、実際の写真も素敵でした。

なんだかとっても透明感がある作品だなあと思います。普通の青春の物語よりも少しだけ軋むような苦さがある感じですが、大人の恋のような苦さではなく甘酸っぱいような不思議な気持ちになります。この作品の面白いところは普通女性同士の恋愛の話とは違い、男女の恋の話もあるのでどこか遠い世界のお話ではなく、現実にこんな子たちがいるような錯覚に陥ります。一コマ全部がセリフのみ、というシーンが多く使われているのでなにこの空白は、と最初は思いましたが絵が描かれていない分、自然と考えさせられていたのですごいと思いました。みんなでカフェにいくというエピソードがあるのですが、みんなできゃいきゃいとケーキを選んでいる姿がとてもかわいくてあんなときもあったな、と懐かしくなりました。