「マーマレードボーイ」の最終回
小学生だった頃に読んでいた月刊少女漫画紙「りぼん」に連載されていた「マーマレードボーイ」。
主人公の両親が笑顔で離婚を打ち明けるところから始まり、両親それぞれのお互いの再婚相手とその息子と同居したり、親友は学校の先生と付き合っていたりと、今思えば小学生が読むには少々貞操観念に欠けるのではと心配になるような、刺激的な漫画で、でもそういうところが面白くて夢中になっていました。
私は相手役の遊よりもライバル役の銀太の方が好きで、クラスでも遊派、銀太派と分かれていました。最終的に銀太とくっつけばいいのになと思いながら読んでいましたが、最終回では、結局主人公の美希は遊と一緒になり、結婚の約束までしたことにとても衝撃を受けました。
親からの反面教師なのか、中学生という設定だった気がするのですが、婚約までするとは…と驚いたのを覚えています。
また、最終的に互いの両親がやっぱり4人で同居するという形態を変えずに貫いたことにも驚きました。自由な親だな、こんな親だったら嫌だなと思ったことをはっきり覚えています。