感想
中学2年生の女の子姫子はとっても裕福な家庭で何不自由なく育ってきたのですがペットがおらず、欲しがっていました。そんなある夜、姫子の部屋に人間の言葉を話す一羽のぶっさいくな鳥パコちゃんが窓ガラスをぶち割って飛びん込んできます。
それ以来なぜか居座るようになってしまったためにパコちゃんと暮らすことになるというドタバタなコメディー漫画です。今でさえ、「ゆるキャラブーム」なのでまだ許せますがやさしくいってもすっごくぶっさいくな鳥です。姫子の「だれ?」という問いに対して、「パコちゃんだよ!」という若干キレ気味な口調にいらっとします。
すっごくシンプルな顔の造形なのにもかかわらずこんなにぶっさいくなんてちょっと同情してしまいます。これは前にどこかの本屋さんで偶然見かけた4コマ作品なのですが、「不細工 鳥 4コマ」で検索したら出てきて面白かったです。みんな思っているんでしょうか。なぜか180万の銀行預金をもっていたり、化と思えば鳥らしく豆が大好物だったりと良くわからないキャラです。
というか、設定が「地球から遠く離れたエメラルド星からやってきた」とかいっている時点でじゃあ鳥じゃなくて宇宙人じゃん!と思うのですがそのつっこみはなしなんでしょうか。ふてぶてしい態度が無償に腹が立つのですが面白い作品です。