ジャンプ部屋ブログ

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ましろのおと11巻まで(羅川真里茂)感想&あらすじ・主人公、澤村雪は青森県生まれで、津軽三味線が大好きな少年…ネタバレ注意。 #マンガ


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感想

16歳の澤村雪は青森県生まれで、津軽三味線が大好きな少年。師匠で育ての親であった祖父が亡くなってしまったことで、雪深い青森から、何の考えもなく単身で東京に上京します。

上京直後、行き場所のない雪はたまたま路上で出会った立樹ユナという22歳のキャバ嬢の家にお世話になることになります。そのユナのヒモである彼氏のバンドで、ある出来事からいきなり演奏することになり、その熱気からメンバーたちとセッション、その日のライブは大成功をおさめます。

しかしアダルトビデオの出演をもちかけられたユナはグラビアアイドルの夢をあきらめ、地元に帰ってしまいます。しばらく彼女の家で住むことになった雪は母親の助言で梅園学園に転入することになります。高校生の時に、学校のイベントで三味線奏者の演奏を聴いたことがあるのですが、単体だとシンプルで凛と美しいのに、ロックや和太鼓などとセッションするととってもかっこよくなるのが不思議な楽器だなと思います。

読み初めのころは、ユナと恋愛関係になるのだろうと予想していたのですが全くそんなことはなく、ファーストキス程度で終わってしまったのでなんだかとても切ないいいエピソードだったなと思います。根がまじめなために障害が多い主人公ですが、少しずつ変化していくのが瑞々しい作品だと思います。