感想
主人公はネットゲームオタクで引きこもりな22歳の無職の青年、坂本竜太。典型的なニート、というか働く意思がないのでただの引きこもりだとは思うのですが、自室に完全に閉じこもってゲームばかりする、いわゆるネットゲーム廃人。ある日目を覚ますとそこには見渡す限り広がる南国の森の中。
その南の海の孤島に放りだされてしまった主人公は、所持していた爆弾を使って殺し合うサバイバルゲームを強要されることになるというストーリーです。この主人公は少し突っ走ってしまう傾向にあり、そのせいでこのゲームの主催者に制裁を加えられてしまい、最初の方では一時的に記憶障害を起こしていました。そんなレベルで電撃を浴びるって大丈夫なんでしょうか。
でもある日突然、日常がこんなふうにサバイバルしなければいけない状態になってしまったとしたら、そういう状況に恐怖を覚える私は多分真っ先に殺されるだろうなと思います。イラストはものすっごくかっこいいです。思わず身惚れるくらいの美男美女が出てきます。
特にヒロインのヒミコなんて女神か天使かってくらい綺麗で、初めて出くわしたときに主人公も目を奪われて立ち尽くしてしまうくらいです。完全に引きこもりでネット廃人であった人間がそこまでの体力や対人スキルがあるようには思えませんが、始終ドキドキしてとても面白かったです。