「赤髪の白雪姫」3巻 あきづき空太・著
ゼンの兄であるクラリネス第一王子イザナの登場で、ひと悶着ありそうな展開になってきました。王族であるゼンが白雪を異国から城に招き入れたことを快く思っていないイザナは、白雪がタンバルンのラジ王子の愛妾候補だったことを知り、ラジ王子を城へ招待してしまいます。
イザナとしては白雪を手っ取り早く生国タンバルンに帰してしまいたかったのですが、このうつけ王子であるラジが皆の前で「白雪はゼンが婚約者にと考えている相手だと聞いた」と、とんでもない発言をします。しかしこのラジ王子の登場で、白雪とゼンの恋がようやく少し進展を見せ始めたので、なんだかラジが憎めないキャラクターに見えてきました。私が一番印象に残ったのは、建物の上階から降りて行くと言ったゼンを制して、白雪が自分から木を登ってゼンの元へ行き、自らゼンを抱きしめた場面です。この2人がお互いを大切に思っているのは明らかなのに、立場があるので簡単には恋仲になれないのが見ていてとても切なくなりました。
ありがとう寄稿(マンガ感想記事)。
ヤスの手紙という形の各キャラのその後の紹介が入り、最後はカラスの顔のアップで締めくくられています。
クローズ/最終回・結末感想ネタバレ注意!あらすじ・ヒロミ・マコ・ポン・ヤスと坊屋春道が集まって話をした後…。 #漫画 - ジャンプ部屋ブログ