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瑪羅門の家族(ばらもんのかぞく)最終回・結末感想ネタバレ注意!あらすじ・正体は謎ながら、巷でも「イタコの婆さん最恐説」なるものが囁かれる…。 #漫画


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「瑪羅門の家族」の続編をぜひ描いてほしい

瑪羅門の一族と魔修羅の一族による対決はついに佳境を迎え、魔修羅最恐の男「孔雀院一馬(以下、一馬)」の伝言により、冥恐山にやってきたバラモンの戦士たち。
すると、瑪羅門龍(以下、龍)たち7人の前に一馬が姿を現し、瑪羅門龍はどいつだと尋ねる。
龍は自分がそうだと名乗り、兄である凱を一馬に殺された怒りを滲ませるのだが、全員が束になっても自分には敵わないと一馬は皆に告げる。
そして冥恐山の向こうにそびえる極楽宮で待っていると言い残すと、3人の刺客を残してその場を後にするのだった。

最終回はその刺客の一人を、瑪羅門の戦士の一人である「瑪羅門王(バラモン・ワン=以下、ワン)」が倒した場面から始まる。
そこへ、ワンが倒した相手の兄である男が2人目の刺客として登場し龍と対決。
だが戦いの途中で覚醒し、新たな力に目覚めた龍によって、その男もあっけなく倒されてしまう。
すると、残る最後の刺客が崖の上に立っているのだが、何とその男の前にイタコの婆さんが立っており、「悪を憎む力が能力を目覚めさせた」と龍に告げる。

このイタコの婆さん、龍たちがこの冥恐山にやって来た時に口寄せを行い、死んだ凱の言葉を借りて、龍たちに今すぐ引き返すことを忠告した人物。
するとワンが、イタコの婆さんも魔修羅の仲間だと勘違いして激怒するのだが、この婆さんが男に向けて軽く息を吹きかけると、刺客最後の一人は一瞬にして卒倒してしまう。
何と男は、婆さんによって既に倒され絶命していたのであった。

どうやって倒したのか描写は無いのだが、実はこの婆さんがただのイタコではないことが判明し、その正体は謎ながら、巷でも「イタコの婆さん最恐説」なるものが囁かれる。
実際は打ち切りによる都合のため、最後の刺客は間引かれてしまったのだと思われるが、なぜかこのイタコの婆さんのキャラは作中でも印象深い。
小柄で杖をついており、即身仏が白装束を付けているような見た目で、ほぼ一般的なイタコのイメージに近いのだが、どうやって男を倒したのか興味深い。
婆さんいわく、今はまだそれ(自分の正体)を知る時ではないらしく、いずれ嫌でも分かる時が来るとのこと。

ラストの場面は、まるで未来に向かって皆で歩いていくような爽やかなイメージで、一馬の待つ極楽宮へと向かう7人の姿が描かれて終了している。
最終的にどんな結末を迎えたのかは読者の想像に委ねるという終わり方なのだが、この作品もぜひ続きを描いて欲しいと個人的には思っている。

ありがとう寄稿。

攻め込まれているかと思いきや綿密に誘い込もうとする展開にはかなり面白くなってくるものです。それにジムでの行動にもかなり見物でもあるのです。

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