ジャンプ部屋ブログ

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Dr.スランプ/最終回・結末感想ネタバレ注意!あらすじ・主人公である則巻千兵衛博士が、「連載当初から考えていた『最終回用メカ』」というものを発明…。 #漫画


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アラレちゃんの原作漫画「Dr.スランプ」の最終回は登場人物がみんな勢揃い!

最終回の簡単な内容紹介、あらすじ。

鳥山明先生の漫画「Dr.スランプ」は1980年から1984年までのあいだ、週刊少年ジャンプで連載されました。テレビアニメーションも人気になりました。このアラレちゃんが終了すると、少年ジャンプでの連載もフジテレビでのアニメ放送も「ドラゴンボール」に変わり、鳥山明さんの人気はますます上昇していきます。
「Dr.スランプ」はとにかくいろんな登場人物がちょこまかと現れる、ナンセンスなギャグ漫画で、優しさがあります。
そんな物語の最終回はというと、アラレちゃんと同じく主人公である則巻千兵衛博士が、「連載当初から考えていた『最終回用メカ』」というものを発明するのです。
完成されたその巨大で複雑なメカを見に、ペンギン村のみんなが集まります。
千兵衛さんがスイッチを押すと、最終回用メカはロケット噴射され、みんな一体何が起こるんだとワクワクハラハラして見守ります。
で、結局最後は、地上に戻ってきたロケットの蓋が開いて、小さなロボットが現れて、「おしまい」と書かれた旗を振って、千兵衛さんひとり感激する中、みんなにボコボコに怒られてしまいます。
そして最後の最後の一コマは、それまで「Dr.スランプ」にちょっとでも登場したキャラクターが全員あつまって、読者への感謝のごあいさつを述べて終わるというものでした。
このキャラクターたちが読者にあいさつをして終了するというのは、「ドラゴンボール」でも同じでしたね。

好きだった登場人物、キャラクターに関して。

ガッチャン二人と、ねじ式くんとウルトラマンくん。
ガッチャンは、そもそもアラレちゃんと千兵衛さんが過去にタイムスリップしたときに持って帰ってきた卵からうまれた天使です。本来はもっとたくさん増えている神様の計画だったのですが、タイムスリップで持って帰ってきてしまったために二人にしかなっていません。ちなみにガッチャンのうんちはソフトクリームです。
現在の文庫版などでは著作権の問題から、多くの箇所の絵を変更されているそうですが、当初の連載やジャンプコミックス単行本では、様々な漫画や映画のパロディがありました。
中でも傑作なのは、アラレちゃんたちのクラスメートに、ウルトラマンくんという子と、そしてつげ義春先生の「ねじ式」に登場するキツネのお面を被った汽車の車掌の子がいることです。

最終回を読んで(見て)思ったこと、感じたこと、考えたことなど感想。

連載しているあいだ、いろんなエピソードや色恋沙汰や不思議な物語があったのに、「最終回用メカ」という何の意味もないアイテムで終わらせるというところが、鳥山明先生の真骨頂です。
そうした感覚はそのまま「ドラゴンボール」やほかの作品にも受け継がれていると思います。
たくさんのキャラクターたちの人間模様があっても、どんなシリアスなことがたくさんあっても、結局は意味のない軽い気持ちの場所に着陸したいし、読んでいる人にもそうさせてあげたいという作者の優しさを感じます。

ありがとう寄稿。

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