闇金ウシジマくん38巻（真鍋昌平）感想ネタバレ注意！あらすじ・裏切って沖縄へ逃亡したマサルのストーリー、逃亡者くん編の完結編…。　#COMIC

闇金ウシジマくん 38巻　真鍋昌平　逃亡者くん編のラスト

ウシジマ達を裏切って沖縄へ逃亡したマサルのストーリー、逃亡者くん編の完結編です。
前巻からマサルに好きな女（＝守りたい人）ができて、マサル自身も少しずつではあるが変わってきているような感じがしていました。
そんなマサルをじわじわと追い詰めていく様子が緊張感があって面白いです。最後にマサルをみつけたウシジマたちが、マサルにどんな制裁を加えるのかと思いきや、最後はちょっとほろりとさせてくれます。マサルのウシジマ達に対する本音の部分も最後に吐露され、すっきりとする完結編でした。
沖縄の闇の部分（闇金業や風俗、貧困など）も描かれていたり、東京から沖縄の裏風俗に落ちて変わってしまった杏奈など、心にずっしりと圧し掛かる描写もありますが、そこはやっぱりウシジマくんらしい展開となっています。仲間の戌井や柄崎なども出番は少ないですが、いい味出してます。
もうすぐ連載が終わってしまうというようなうわさも聞きますが、まだまだ終わってほしくないマンガです。