ジャンプ部屋ブログ

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感想・書評「カイジ『勝つべくして勝つ!』働き方の話:木暮太一」ネタバレ注意・物語に出てくる様々な人々の様々な言葉を取り上げて(レビュー)。 #読書


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「カイジ『勝つべくして勝つ!』働き方の話」 木暮太一著 <戦う者だけが知っている絶対のルールがある>

漫画「カイジ」は、自堕落な日々を過ごす主人公カイジが多額の借金を抱えたことをきっかけに、大財閥の黒幕との戦いに挑んでいく人気漫画です。この本は、そんなカイジの物語に出てくる様々な人々の様々な言葉を取り上げて、働くとはどういうことか、どういう働き方こそが本当の働き方なのか、働くことを通して人は何をどうすべきなのか、などについて語ります。

この資本主義という現代の世の中では勝つ者がいれば当然負ける者がいる。しかし負けたからといって、「しかたないさ、やるべきことはやったしベストはつくしたんだ」などと言ってはいけない。資本主義の世の中である以上勝たねばならない。そして勝たなければ生きている意味がない、とさえ著者は言うのです。しかし、だからと言って勝つために何でもやっていいということではない。そこには勝つための歴然としたルールがある。そのルールをしっかりと実践できる者だけが勝つ、と著者は言っています。数あるルールのうち、私が一番心に残った言葉、それは「今日を頑張った者にのみ明日が来る」という言葉でした。改めて本気で生きることの大切さを教えられた本でした。