東京タラレバ娘9巻:東村アキコ:KEYと倫子の恋の行方に結末に驚きました
1話からずっと倫子の恋を邪魔してきた悪魔のような男、KEY。彼の言動に一喜一憂している倫子の気持ちをまるで自分に当てはめるようにずっと読み続けていました。
そしてやっと第9巻でそんな2人の微妙な関係が終わりを告げます。私としてはもっとKEYからの好きな気持ちが表現されていたらいいなと思ったけれど、倫子はきっと「それで十分」だって思ったんだと思います。だってきっと倫子もKEYのことが好きだったから。アラサーになって色々と条件で恋をしがちになってしまいます。この人はお金があるとかイケメンだとか、でもそれじゃダメだって気づきました。自分から人を好きにならなければ恋はできないということです。倫子のように自分も人を好きになりたいと改めて思いました。
そして最終巻ではみんながHAPPYという訳ではないけれど、すべての悪い恋を吹っ切れてみんながさっぱりした顔をしていたのが、よかったなと感じました。
本編の最後にあるおまけページが読めなくなるのはすごく寂しいなと感じています。
どこかで営業していないでしょうか?タラレバー。