息子と病院にいたときに携帯がニュースを伝えた。
オウム真理教元教祖死刑囚の刑執行というたった一行。
大雨に見舞われて電車の動きの方がよっぽど自分に身近な話題なのだがひやっと冷たいものを感じるニュースだった。
もともとなかなか刑が執行されなかったのは、殉教者として確固たる地位を築いてしまい神聖視されるのを避けていたためだとなにかで読んだが蓋を開けてみたら7人が同じタイミングで執行された。
来年で平成が終わる。
平成の事件は平成のうちに片をつけたかったのかもしれない。
それでもこんなにタイミングをあわせて大丈夫だったのだろうか。
キリスト教の殉教者などで12人だか13人だかのレリーフを見たことがあるがあのような神格化がされないか、それだけがどうも気になる。